厚生労働大臣が定める掲示事項

当院は厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です

(1) 入院基本料について

有床診療所基本料1

当院は、医師2人、看護職員としては看護師3人以上を含む10人以上、看護補助者として2人以上となっており、夜間の看護要員の数が看護職員1名を含む2名以上となっています。

加算
  • 医師配置加算
  • 看護配置加算
  • 看護補助配置加算
  • 夜間看護配置加算
  • 夜間緊急体制確保加算
  • 難病患者等入院診療加算
  • 在宅患者緊急入院加算
  • 有床診療所緩和ケア診療加算
  • 退院支援加算2
  • 地域加算(4級地)
  • 看取り加算
  • 有床診療所入院基本料在宅復帰機能強化加算
  • 介護障害連携加算
  • 有床診療所急性期病床支援加算
  • 有床診療所在宅患者支援病床加算
  • 栄養管理実施加算

 

(2) 入院診療計画書・院内感染対策防止・医療安全管理体制・褥瘡対策及び栄養管理体制について

当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、診療計画を策定し、7日以内に文章によりお渡ししています。また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策・医療安全管理体制・褥瘡対策及び栄養管理体制の基準を満たしています。

(3) 基本診療料/特掲診療料の施設基準の届出について

当院の近畿厚生局長への基本診療料、特掲診療料の施設基準に係る届出については、別掲の「施設基準届出一覧」をご参照ください。

(4) 入院時食事療養について

  • 入院時食事療養/入院時生活療養(Ⅰ)

当院では、入院時食事療養費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(朝食 午前8時、昼食 午後12時、夕食 午後6時)、適温で提供しています。

(5) 人生の最終段階における適切な意思決定支援の推進(ACPの実施体制について)

人生の最終段階における適切な意思決定支援を推進する観点から、厚生労働省「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容を踏まえ、意思決定支援に関する指針を作成しており、ACPの実践ができる体制をとっています。

(6) 身体拘束を最小化する取り組みの強化~身体拘束(虐待)防止~

身体的拘束を最小化する取組を強化するため、患者又は他の患者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束を行ってはならないなどを規定した身体拘束適正化のための指針を作成し、組織的に身体的拘束を最小化する体制を整備しています。

(7) 各施設基準において定められている院内掲示

1. 医療安全への取り組み(医療安全対策加算)

当院では、職員一人一人が研修・教育などを受け医療安全の意識を深めるとともに、病院全体で安全管理に関する組織体制の確立を目指しております。具体的取り組みとしては、医療安全管理委員会、相談窓口を設置して事故防止、安全な医療の確保に努め、患者様が安心して安全な医療を受けられるよう、医療安全管理指針を定め取り組んでいます。
 

2. 相談窓口のご案内

患者様・ご家族の皆様が、入院や外来での不安、不満、不明な点等があり、相談にのってほしいという事柄がありましたら、『患者相談窓口』でお話をお伺いいたします。
・患者相談窓口の場所は、受付に併設しております。
・窓口では、相談の内容に応じ、各担当者が対応いたします。
・担当者が窓口で対応する時間は、月曜日から土曜日の午前9時から午後5時となっております。
・患者様からの相談内容については、迅速な対応をし、皆様からのご意見等を当院の医療安全対策、運営改善に生かしていきます。
・担当者は、相談内容等の情報については、関係者以外の者に漏らすことはございません。
・当院は、相談をされた患者様が不利益を受けることがないよう、充分な配慮を行います。
 

3. 診療録等の開示

診療録等の開示については、「診療情報の開示に対する指針」に基づき、開示(閲覧・謄写等)致します。
開示期間・開示手数料等の詳細は、受付にてお問い合せ下さい。
 

4. 明細書について

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から領収証の発行の際に、診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても、明細書を無料で発行しています。
明細書には、使用した医薬品の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解いただき、明細書の発行を希望されない方はお申し出ください。
 

5. 医療 DX 推進体制整備加算

当院は、医療DX を通じた質の高い診療提供を目指しております。

  • オンライン資格確認等システムによる取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
  • マイナ保険証利用を促進するなど、医療DX を通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。

 

6. 医療情報取得加算

当院は、マイナ保険証の利用や問診票等を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めている医療機関です。
※正確な情報を取得・活用する為、マイナ保険証によるオンライン資格確認等の利用にご理解ご協力をお願いします。
 

7. 後発医薬品使用体制加算・外来後発医薬品使用体制加算

当院では、厚生労働省の後発医薬品推進の方針に従い、後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。
医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方などに関して適切な対応が出来る体制を整備しております。医薬品の供給状況によって投与する薬剤を変更する可能性があり、変更する場合には患者に⼗分に説明することとしておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
※後発医薬品(ジェネリック医薬品)とは
新薬の特許が切れた後に販売される、同じ有効成分、同じ効能・効果を持つ医薬品です。新薬より安価なため、自己負担額の軽減や、医療保険財政の改善につながります。
 

8. 一般名処方加算

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
後発医薬品が存在する採用医薬品について、患者様へご説明の上、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなるだけでなく、調剤薬局において「先発医薬品」「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」のどちらでも選ぶことができます。
「薬の安定供給」や「後発医薬品の使用促進」のため、国の政策として推進されていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 

9. 機能強化加算

当院では「かかりつけ医」機能を有する診療所として機能強化加算を算定しており、以下の取り組みを行っております。

  • 他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行います。
  • 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。
  • 必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
  • 介護・保健・福祉サービスに関するご相談に応じます。
  • 夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。
  • 予防接種に関するご相談に応じ、接種を行っています。
  • 保育所の嘱託医、小学校の学校医に就任しています。

なお、かかりつけ医機能を有する医療機関は、厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」から検索できます。
 

10. 時間外対応加算1

当院では「時間外対応加算1」の施設基準を満たしており、保険診療の再診患者様に限り「時間外対応加算1」を算定させていただいております。この加算の算定により、診療日においては、当院通院中の患者様からのお電話による問い合わせに常時対応させていただきます。※初診患者様は対象外です。
TEL:06-6841-1300 (24時間対応)
 

11. 夜間・早朝等加算

下記の時間帯に受付された方は「夜間・早朝等加算」を診察料に加算させていただきます。
時間:土曜日正午(12時)以降の受付 
 

12. 生活習慣病管理料

高血圧症、糖尿病、脂質異常症を主病とする患者様の総合的な治療管理を目的とする管理料です(特定疾患療養管理料の対象疾患から3病名が除外されました)。概ね4ヶ月に一度、療養計画を発行していきます。発行時は問題点を確認し生活習慣改善の話をするため診療時間が長くなることをご了承ください。
患者様の状態に応じ、28日以上の長期処方またはリフィル処方箋を発行することに対応します。希望等がありましたら診察室で医師にご相談ください。必ず長期処方またはリフィル処方箋に対応できるというものではありませんのでご承知おきください(症状等を勘案し、医師が判断いたします)。リフィル処方箋とは、医師が指定した一定期間であれば、同一処方箋を繰り返し使うことが可能な処方箋のことです。リフィル処方箋を使えば、2回目・3回目は医師の診察を受けることなく、薬局でお薬を受け取れ、最大3回まで使用することができます。
 

13. 小児かかりつけ診療料

当院では、当院を継続して受診され、同意された患者さんに、小児科の「かかりつけ医」として、診療を行っております。

  • 急性疾患を発症した際の対応の仕⽅や、アトピー性⽪膚炎、喘息その他乳幼児期に頻繁にみられる慢性疾 患の管理等について、かかりつけ医として療養上必要な指導及び診療を行うこと。
  • 他の保険医療機関との連携及びオンライン資格確認を活⽤して、患者が受診している医療機関を全て把握するとともに、必要に応じて専⾨的な医療を要する際の紹介等を行うこと。
  • 患者について、健康診査の受診状況及び受診結果を把握するとともに、発達段階に応じた助⾔・指導を行い、保護者からの健康相談に応じること。
  • 患者について、予防接種の実施状況を把握するとともに、予防接種の有効性・安全性に関する指導やスケ ジュール管理等に関する指導を行うこと。
  • 発達障害の疑いがある患者について、診療及び保護者からの相談に対応するとともに、必要に応じて専⾨ 的な医療を要する際の紹介等を行うこと。
  • 不適切な養育にも繋がりうる育児不安等の相談に適切に対応すること。

 

14. がん性疼痛緩和指導管理料

当院では緩和ケアの経験を有する医師(緩和ケアに係る研修を受けた者に限る)が、WHO方式のがん性疼痛の治療法に従って、副作用対策等を含めた計画的な治療管理を継続して行い、療養上必要な指導を行っております。
※WHO方式のがん性疼痛の治療法とは
WHO(世界保健機関)は、1986年に「がんの痛みからの解放 −WHO方式がん疼痛治療法」を出版しました。WHO方式がん疼痛治療法は、鎮痛薬の使用について、痛みの強さに応じた段階的な選択などの5つの基本原則から成り立っている臨床薬理学に基づいた鎮痛剤の使用法です。現在、がん疼痛に対する薬物療法は、WHO 方式がん疼痛治療法に則って実施されることが基本となっています。
 

15. がん治療連携指導料

がん治療計画策定病院と連携して治療を行っています。
 

施設基準届け出一覧

(1) 基本診療料の施設基準等に係る届出

機能強化加算
外来感染対策向上加算
医療DX推進体制整備加算
時間外対応加算1
有床診療所入院基本料
有床診療所緩和ケア診療加算
医療安全対策加算2
患者サポート体制充実加算
後発医薬品使用体制加算
入退院支援加算

(2) 特掲診療料の施設基準等に係る届出

がん性疼痛緩和指導管理料
小児かかりつけ診療料1
在宅療養支援診療所(2)
がん治療連携指導料
肝炎インターフェロン治療計画料
在宅時医学総合管理料 / 施設入居時等医学総合管理料
在宅がん医療総合診療料
外来後発医薬品使用体制加算
外来在宅ベースアップ評価料
入院ベースアップ評価料